練習に「柔らかい下敷き」を使うべき理由と注意点💡

美文字の基本

こんばんは、ゆいです♪

ペン字練習では、硬筆用の柔らかい下敷きを使うのが大切だという話を前回しましたね。

今回はその続きとして、
「柔らかい下敷きの“落とし穴”」についてお話しします。

下敷き自体はとても便利なのですが、
使い方を間違えると逆効果になることも…!

せっかくの努力をムダにしないためにも、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

柔らかい下敷きの注意点:力任せに書かない

「え、そんなこと?」と思った方もいるかもしれません。

でも、これこそが一番ありがちな落とし穴なんです。

柔らかい下敷きのメリットとワナ

硬い下敷きだとボールペンが滑りやすく、
うまく力がコントロールできない…そんな経験、ありませんか?

それに比べて柔らかい下敷きはペンが沈み込む感覚があり、
力を込めたほうが安定して書ける気がしてしまいます。

でも実はこれが落とし穴!

・ノートの裏までボコボコに
・紙が破れる
・力任せのクセがつく

など、知らないうちに「書き方の悪いクセ」が染みついてしまうのです。

対策:意識的に「力を抜く」練習を


練習初期は多少の力が入ってもOK。
ただし、心の中に 「いずれは力を抜いて書けるようになろう」 という意識を持っておくことがとても大事です。

ペン字講師の書き方は?

わたしを含め、多くの講師はほとんど力を入れていません。

・「とめ」「はね」「はらい」など、
 要所だけに力を入れてメリハリをつける
・9割以上はリラックスして書いています

あなたも理想は、力を抜いた状態でキレイな字が書けるようになることです。

最初は難しくても、意識し続けることが大切

力を抜いて書く感覚は、最初はピンとこないかもしれません。

でも、意識して練習していると、
ある瞬間に「あっ、これかも…」と感覚がつかめることがあります。

そしてその“感覚”が増えていくことで、
だんだんと無意識でも力を抜けるようになります。

最後に:大事なのは「小さな意識の積み重ね」

美文字に必要なのは、特別な才能ではありません。

人は、簡単で大事なことほど見落としがち。

・柔らかい下敷きを正しく使う
・力の加減を意識する

この意識こそが、長い目で見ると一番の上達ポイントになります✨

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